食べるという行為は魔力を向上するうえで非常に簡単かつ有効な手段です。
逆に言うと何を食べているのか、どのように食べているのかは魔術師として非常に重要です。
何を食べるかについては非常に長くなりますので別項目で話すとして、今回はどのように食べるかという話しです。
言霊の「いただきます」「ごちそうさまでした」の項でもお話ししていますが基本は感謝して食べるということです。
さらに今回付け加えて言うと食べ物を魔力の塊だとイメージしながら食べるということです。
食べることで食材に入っていた魔力が自分と一体化し、魔力が高まっていく様子をイメージしながら食べます。
またテレビを見ながら、仕事のことを考えながら、歩きながらなど「ながら」で食事をすると食べ物に意識が向かず、魔力を吸収することが難しくなりますので食事の際は食事に集中して食べることが大切です。
人間の身体には栄養素も必要ですが本当に大切なのは魔力を吸収することです。
仙人は霞を食べて生きると言われることもありますが、これは空気中やあらゆる状況で魔力を吸収できるようになった高位の魔術師でわざわざ食べ物から魔力を補給しなくても大丈夫になった状態です。
実際には食べ物からも魔力を吸収したほうがはるかに効率的ですのでしっかり感謝しながら魔力の高い食べ物を食べることを意識してください。