実践的な浄化法について解説していきます。
一つ目は水の浄化法。その中でも最も簡単で取り組みやすい手洗いについてです。
魔術師ではなくても誰でも手を洗うと思いますがこれも立派な浄化法の一つです。
日本人の生活には神道の考え方が根付いており、生活の知恵として浄化法が組み込まれていることが非常に多いのです。
昨今のウィルス性伝染病なども日本人のきれい好きな習慣、日常的な手洗いやマスクの利用、箸を使った食事法等によってかなりの部分軽減されているという報告があります。
また日本の伝統食である醤油、みそ、漬物などの発酵食品も魔力を高めるためにかなり有効なのですが、食については別の機会に詳しく解説することにします。
手洗いですがただ単純に流水に手をつけるだけでも浄化の効果はありますが様々なイメージングを組み合わせることにより浄化効果を飛躍的に向上することが出来ます。
また話が横道にそれてしまいますがイメージング(=想像力)こそ魔術の本質的な部分です。
神道では見立ての法ともいわれ、あることを別のことに見立てて(そのように信じ込んで)行うというものです。
神道の精神が根付いているため、日本人は世界的にも想像力に優れた人種と言われており、そのためアニメなどの創造の産物が世界的にも非常に優れたレベルで作られているという背景があります。
話しを元に戻して、手を洗う際にも流水によって体についている邪気が流されていくというイメージをしながら洗うことで浄化効果は高まります。
流水ではなく器にためた水で手を洗うのであれば水の中に邪気が溶け込んでいき、体の中から抜けていくようにイメージします。
そして同時に「今私は浄化されました。ありがとうございます」と唱えます。
周りに人がいて声に出しにくいなら心の中で唱えるだけでも良いです。
あくまで一番大事なのはイメージングです。
日本語は言霊になっており、日常的に使っている言葉にも言霊力が宿っています。
そのため、きちんとした日本語を使い、丁寧に発話することで浄化の効果を高めることが出来ます。
言霊については別の機会で詳しく解説するつもりではありますが、水の浄化とは言霊的に言うと「自ら(みずから)」の「みず」であり、水の浄化を変えることで自ら変わっていくということになります。
特に手洗いは日常的にする際にイメージングを加えるだけでほとんど労力をかけずに浄化できるので一番初めに身に付けるのに非常に良い浄化法だと言えると思います。