元々私はゲームやアニメが好きで、その中でも魔法使いにあこがれていました。
RPGで遊ぶ時には必ず魔法が使える職業を選ぶようにしていました。
子供のころは現実に魔法が使えればいいなと考えることもあり、色々と勉強したり、調べたりもしました。
その中で魔法が使えたらどうしたいのか。何でもできるとしたら何がしたいのかということに思いを馳せるようになります。
例えばRPGゲームでは炎を出して敵を倒すような魔法が出てきますが、現代において炎を出して倒すべき相手は日常的には見当たりません。
小さい火を出すのであればライターのほうが理にかなっているし、仮に倒すべきモンスターが居たとしても炎の魔法が使えるぐらい努力に努力を重ねるよりは火炎放射器を使ったほうが合理的です。
同様にホウキで自由に空を飛ぶといったことも、現代ではそれなりのお金を払えば飛行機でほとんどどこでも飛んでいけます。
このように考えると魔法を使って何かを成すということは費やす時間と労力に対して得るものが少ないのではないかと考えるようになりました。