さて、いよいよ睡眠の実践について説明します。準備編を読んでいない人は必ず先に読んでください。
準備編で整えた寝室で落ち着いた気持ちで布団に入ります。
そしてリラックスした状態でその日にあった感謝すべきことを思い出し、一つ一つ感謝を述べていきます。
声に出して「ありがとうございます」と言ってもいいし、心の中で唱えても良いです。
なるべくたくさんの感謝を見つけられるようにしていただきたいですが、思い出すために脳がフル回転するようではかえって脳が緊張状態に陥るのでリラックスした状態で思い出せる範囲でなるべく多く思い出すようにしてください。
慣れてくれば日々生活している中で感謝する出来事を探し始めるようになるし、思い出すまでもなく感謝できる項目が増えてくると思います。
次に明日明後日、あるいは将来こうなったらいいなと思う理想の未来を思い描きながら、それがリアルに叶っている状態をイメージします。
未来の理想像で周りに見える景色、聞こえる音、温度や湿度などその時の状況を出来る限り鮮明に思い描くようにします。
そして少し良い気分になった状態で眠りにつくようにします。
なかなか寝付けない場合はイメージングを続けると良いでしょう。
これも最初はイメージするのに精一杯で脳が活性化してしまい、寝付きにくいということも考えられますがリラックスできていれば、自然に眠りにつけるし、慣れてくればスムーズにリラックスとイメージが出来るようになると思います。
どれだけリアルにイメージできるか、リラックスした状態を保てるかで効果も格段に変わってくるので毎日行うことで慣れていってください。
また睡眠周期ですが、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が９０分ごとに訪れているので極力９０分単位で眠るとレム睡眠期に目覚めることが出来、すっきりと目覚めることが出来ます。
睡眠の長さは個人差がありますが一般的には４時間半（270分）か６時間（360分）か７時間半（450分）の人が多いと思います。
また別項目で解説するつもりですが夢を利用して魔力を高める方法もあるので夢を見ているレム睡眠状態から目を覚ますのに慣れておくと効率が良いと思います。
