魔力向上講座 魔力増幅法 神社参拝

今日は神社参拝について説明します。

魔術師を目指すもので日本人であれば神社参拝は絶対に欠かせない儀式です。

しかも今回話す内容を知って参拝するのと知らないで参拝するのでは増幅する魔力量がけた違いです。2桁から3桁ぐらい違います。

本来の神社参拝には厳格な決まりがあるわけではないですし、変に敷居が高くなってしまうよりは気軽に神社参拝して欲しいですが、簡単に出来ることも多いので基本的なことは抑えておいたほうが良いかと思います。

基本的な心構えは「尊敬する方に会いに行く」という気持ちで参拝するということです。

現実世界で最も尊敬する方に会いに行くときどうするかを考えればどのような態度、服装、心構えが適切か想像できると思います。

ⅰ)服装ですが、なるべく正装が好ましいです。

そんなにかっちりする必要もないですが、サンダルや部屋着のような格好はやめましょう。

帽子もとりましょう。

ⅱ)御祭神を調べてから参拝しましょう。

尊敬する人に会いに行くときその人の名前を調べずに行くことは失礼に当たると思います。神社も同じです。

最近では携帯でもネットを開けば簡単に調べられるので確認してから参拝しましょう。

行く前に調べられなくても神社内の由緒書きにたいてい御祭神は書いてありますし、見当たらない場合は神職さんか巫女さんに聞きましょう。

ⅲ)参拝に集中する。

他のことを考えながらの参拝はやめましょう。

今日の夜ごはん何にしようかなとかあの仕事どうなっているかなとか頭をよぎることもあるかもしれませんが、せっかくの参拝ですのでそこに集中しましょう。

当たり前ですが、ガムをかみながら、飴をなめながらなどもやめましょう。

ヘッドフォンで音楽を聴きながらなどもダメです。

あくまで尊敬する人に会うと考えて、失礼にあたらないかどうかという観点で考えてみましょう。

では実際の参拝の流れです。

①鳥居をくぐるときは必ず一礼する。

鳥居は御神域に入るところです。

家で言うと玄関のようなものです。

そこをくぐる際には必ず一礼してから入りましょう。

会釈ではなく一礼が望ましいです。

同様に出るときも振り返って一礼しましょう。

②参道は真ん中を歩かない。

鳥居をくぐると参道が続いていると思いますが、参道の真ん中は神様の通る道ですので、参拝者は参道の端を歩くようにします。

例えば由緒書きを見に行きたい時や手水舎が歩いているところと逆方向にあった場合など真ん中を横切らなければならないときは神様に向かって「前を通らせていただきます、失礼します」という気持ちで頭を下げながら横切りましょう。

③手水舎でお手水をして身を清める。

最近は手水舎に作法を書いてあるところも多いですね。

まず右手でひしゃくを持って、左手に水をかけて清めます。

ひしゃくを左手に持ち替えて右手に水をかけて清めます。

再びひしゃくを右手に持ち替えて、左手で水を受け、受けた水で口をすすぎます。(絶対にひしゃくに口をつけてはいけません。)

もう一度左手に水をかけて清めてます。

ひしゃくを立てるようにしてひしゃくを持った部分に水をかけるようにして清めてからひしゃくを戻します。

基本的にはここまでを一杯の水で行います。

※最近は感染症の影響で手水舎にひしゃくが置いてないことも多いです。その場合は浄化法の手洗いと同じように流水に邪気が流れていくのをイメージしながら手を洗い、口をゆすげば大丈夫です。

④お賽銭をする。

お賽銭を賽銭箱に入れます。基本的には投げ入れずにそっとすべり込ませるように入れるのが良いです。

一部には投げ入れることで供えるという解釈をすることもあるようですが、尊敬する人に会いに行くという観点で考えるとお賽銭を投げることはないでしょう。

また、お賽銭ですが財布の中のいらない小銭をまとめて入れるというような人も見かけますが、何かお願い事をする場合はそれに見合った金額をお供えすることが望ましいです。

金額は個人差があると思いますが、基準はちょっとこの出費は痛いかなと思うぐらいが目安です。

お札を入れる場合には出来るだけ新札にしましょう。

封筒やぽち袋にいれるのが望ましいです。

高額の場合には賽銭箱ではなく、社務所にて神職さんや巫女さんにお渡ししてもよいでしょう。

語呂あわせで5円が良いと言われることもありますが、神様の立場で考えてみると誰かが会いに来て5円玉を投げつけ、「宝くじに当選させてください」「良い伴侶と出会わせてください」と言われたらどういう気持ちがするでしょうか?

そんなにお金を出せないと思う方は自分のお願い事の価値がどのぐらいかと考えてみてはいかがでしょうか。

一生を添い遂げる伴侶に出会うため、事業を成功させるために、一生健康でいるためにいくらかけられるでしょうか?

⑤本殿に鈴がついているときは鈴を鳴らす。

本殿についている鈴は鳴らすことで自分の身を清める意味があります。

⑥2礼2拍手する。

本殿に向かい2回深くお辞儀をし、2回拍手を打ちます。

一部神社は違うこともあります。(出雲大社は2礼4拍手)その場合はその神社の作法に従いましょう。

ひとつポイントは賽銭箱の目の前ではなくちょっと離れたところでお祈りをするのがおすすめです。

なぜなら賽銭箱の周りには多くの人の欲望のエネルギー、つまり邪気が蓄積されていることが多いからです。

またこれから書く手順でお参りすると5分ぐらいかかったりしますので、たまに後ろで待たれたりすると気まずい思いをして集中できなかったりするので、私は離れたところでお参りします。

境内内であれば賽銭箱の目の前でも離れたところでも参拝の効果には変わりありません。

⑦祝詞を奏上する。

天津祝詞(あまつのりと)を唱えます。わからない方は省略してもよいですが、なるべく覚えるようにしましょう。

⑧神様に日ごろの感謝を伝える。

「ここに在ります神様(実際の御祭神の名前を唱えましょう)、いつも神様の御用にお使いくださいましてまことにありがとうございます。」

御祭神がどうしても分からない時は「この神社に在ります大神様」と申し上げればよいでしょう。

ここ、結構ポイントです。神様は人類に良くなってもらいたいと思っていますが、神様には身体がありません。

そこで神様のお願いを聞いて、世の中を良くするために働いてくれる人が大好きでますます助けてあげたいと思うのです。

⑨自己紹介する。

神様も参拝に来たのがどこの誰だかわからないのできちんと名乗りましょう。

「私は○○県△△市××(自分の住所)から来ました□□(自分の名前)と申します。」

その他自分の職業など自己紹介を付け足してもOKです。

⑩自分の周りの幸せを祈る。

まず自分以外の幸せを祈りましょう。

自分を中心に幸せが広がっていくのをイメージすると良いでしょう。

下記一例です。文言は同じでなくても構いません。

「どうか私の周りの全ての人々が幸せでありますように。全世界が幸せでありますようにお導きください。」

⑪自分のお願い事を述べる。

ここでやっと自分の願いです。ここでのポイントは「成長させてください」という形でお願い事を言うということです。

神様は人々の成長を願っており、成長しようとしている人を助けたいと思っているからです。

例えば素敵な伴侶に出会いたい場合は「素敵な伴侶にふさわしい私に成長させてください」。

もっとお金が欲しい場合は「もっとお金を稼げる私に成長させてください」。

もっと周りの人を幸せにしたいなら「周りの人々を幸せに出来る私に成長させてください」という感じです。

⑫お願いを神様にお願いして、手放す。

最後にお願いを全て神様にお任せして、自分の意識から手放しましょう。次の言葉を唱えましょう。

「惟神霊幸倍坐世(かむながらたまちはえませ)」

意味は「全て神様にお願いします。」です。

自分の願いが自分の幸せにとって本当に正しいかどうかは誰にもわかりません。

例えばお金持ちになりたいという願いを持っている人がいたとして、願いがかなってお金持ちになってもその結果として人間関係が悪化し、身体を壊し、常に不安にさいなまれるようになったらそれはその人にとって幸せとはいえないと思います。

神様はそこまで考えて今その人に対してお金を与えることが良いことなのかどうか判断した上でベストの選択をしてくれます。

そのため、自分の願いに固執するのではなく、最後は神様にお任せしましょう。

⑬最後に一礼して感謝を述べます。

これは私がやっている参拝方法の例ですので、これを完璧にやらなければならないということではありません。

出来るところから実践していくだけでも参拝によって得られるものが変わっていくと思います。

神社はその場所、その存在そのものが魔力の集合体のようなものなので何も知らずに参拝しても魔力はかなり高まります。

神道は非常に奥が深く、一つ一つの動作や祈りの言葉に魔術的な儀式が組み込まれているため、出来るだけきちんとお参りしたほうがより魔力は高まります。

神社参拝についての細かい解説は有料講座にて行っています。それを知っていただくといただける魔力の桁がもう一桁上がると思っていただいて間違いありません。

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