人間関係論 ミラーリング

人間関係論の中のミラーリングについて説明します。

前回お話ししたページングに近いですが、相手の無意識にこの人は自分に似ていると思わせる技術です。

ペーシングは呼吸や話す速度を相手に合わせるという技術でしたが、ミラーリングは相手の行動を鏡の様に真似をするという技術です。

これもペーシング同様どのような行動でもよく、良く使われるのは飲み物を飲みながら話している時、相手と同じタイミングで自分も飲み物を飲むというもの。

あとは腕組みや足組み等をまねたり、姿勢を真似たりします。

最初にこれを意識すると相手にバレるのでは?と不安になる方もいらっしゃいますが以外にバレません。

それにバレてもそんなに問題はありません。中には真似すんなよという気になる人もいるかもしれませんがそういわれたり、そういう雰囲気を出されたら止めればいいだけの話です。

またミラーリングも慣れれば慣れるほど自然にできるようになるのでこちらも最初は練習して自然にできるようになってください。

またミラーリング=鏡と考えて相手と全く同じ動きや形をしなくてはいけないのではと考えがちですがそんなことはありません。

右と左が逆でも大丈夫ですし、足と手でも大丈夫です。

例えば相手が考え事をするときにコンコンと指でテーブルを叩いていたとします。その時に全く同じ動作をしてももちろん良いのですが少し不自然だなと感じるときは、相手が指でテーブルを叩くのと同じペースでトントンと足踏みをするというのでもミラーリングの効果は現われます。

難しく考えず相手と同じような動作をしてみるということを心掛けるだけで大丈夫です。

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