魔力講座 魔力管理法 魔力防衛の基礎その2

前回に引き続き魔力を消費する場面について解説していきます。

もうひとつ大きく魔力を消費するのが消化活動です。

人間は食べ物を食べてそれを消化し魔力に変換していますが、その消化そのものにも魔力を消費しています。

そのため、消化の負担が少なく、吸収できる魔力量が多い食べ物を食べるほうが良いです。

消化の負担が少ない食べ物は果物や野菜、米、水などです。

逆に消化の負担が大きい食べ物は肉、乳製品、油、酒などです。

また体に毒となる物質は食べ物以上に排出に魔力を消費します。

たとえば化学調味料、防腐剤、農薬、アルコール、タバコなどです。

そのため、同じ果物であっても農薬を使ったものと無農薬のものでは吸収(消費)される魔力量はまったく違いますし、肉でも防腐剤が使われているものと使われていないものでもまったく異なります。

できるだけ自然に近いもので消化の負担の少ないものをたくさん食べるほうが魔力上昇量が大きくなります。

余談ですが人間の体は消化(解毒)しきれないものを脂肪として体に蓄え、魔力に余裕が出来たときに分解、排出、あるいは魔力化するという性質があるため、肥満の魔術師は毒素を排出しきれていないか、吸収した物質を魔力化出来ていないことの証拠ですので魔術師としては三流以下だといえると思います。

食については非常に深く、語るべきことも多いのでまた別の機会にもう少し詳しく話すことにします。

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