これまでも説明してきたようにどんなに自分で魔力を増やそうと努力をしていても周りの環境や人間関係から影響を受け、魔力を消費されてしまうことが多いです。
そうならないために結界を張るのが重要なのですが、簡単に結界を張る方法のひとつとしてパワーストーンを身につけるということがあります。
パワーストーンは文字通り魔力を帯びた鉱石であり、石の種類によって働きが違います。
そのため、使い方によっては魔力を偏らせてしまい逆効果になることもあるので注意が必要です。
たとえばローズクォーツなどは恋愛運を高めるといわれていますが恋愛に気持ちが偏ることで魔力が恋愛感情に消費され、結果的に浪費されたり、タイガーアイなどの金運を高める石などはお金や物質的な欲望に振れて、魔力が浪費させられることなどがあります。
そんな中一番扱いが容易で結界に向いているのが水晶です。
水晶は無色透明であり、浄化の要素が強い石であるので周りの邪気を遠ざけ、自分の邪気を抜いてくれる効果があります。
そのため、水晶は難しい取り扱いが必要なく、身につけておくだけで邪気から身を守り、結果として魔力を蓄積することが出来ます。
あえて言うなら長期間身につけて、邪気を浴びた水晶を定期的に浄化して再生させることが水晶の結界力を保つ秘訣です。
パワーストーンの浄化については別項目で改めて語ることにします。
さらに上級講座ではこのパワーストーンを聖別、神器化してより強力にする方法も伝授する予定です。
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