今回は睡眠について説明します。長くなったので準備編と実践編に分けることにしました。
睡眠についても普段は意識しないでも寝ることが出来るので意識的に魔力向上させようと思って寝ている人は少ないと思いますが、それだけに毎日の睡眠を魔力向上につなげられればその積み重ねは膨大な差になっていきます。
準備編ではまず消耗した魔力の回復という側面から見ていきます。
眠りの深さを睡眠深度と言いますが睡眠深度が高いほど短時間で魔力を回復できるようになります。
まずは寝室の場作りが重要です。快適な場が睡眠深度を深めます。
掃除の項でも少し触れたが部屋に物が多いとその分気がとられてしまい、魔力が漏れることになります。
それは寝ている間も同じですので寝室にはなるべくものを置かず、シンプルにするようにしてください。
温度、湿度も大切なので真夏や真冬は適温になるように適切に空調を利用しましょう。
また空調を使ったがために乾燥しすぎることがないように適切に加湿、除湿も調整します。
当然寝具も良いものを選んだほうが良いです。これについては長くなるので別項目で話すことにします。
環境が整ったら次は寝る前の過ごし方について説明します。
睡眠深度を深めるためには寝る直前に脳が興奮状態であってはなりません。
当然ながら直前に激しい運動をするのは良くないです。ただし、日中主に頭脳労働をしていてほとんど運動をしていない場合に限り少し体を動かして疲れさせたほうが眠りが深くなる場合もあります。
それでも寝る直前は避け、少し前にストレッチや軽い筋トレなど軽めの運動をするほうが良いでしょう。
直前まで仕事をしているなども脳を覚醒状態にするのでやめたほうが良いです。
テレビやゲーム、携帯などは眠りに入る1時間前には触れないようにしましょう。特にテレビやゲームなどは睡眠前でなくても魔力を漏出させるのでなるべく控えるのが良いです。これについては機会があればもう少し詳しく述べることにします。
目覚まし代わりに携帯を枕元に置いておく人も多いかと思うが携帯は使ってなくても電磁波が出ており、魔力の循環を阻害するので目覚ましが必要ならシンプルな目覚まし時計をひとつ用意するほうが良いです。
予断ですがここに書いてあることをすべて実践し、さらに意識的に睡眠をすることによって自分の思い通りの時間にすっきりと起きられるようになり、目覚ましは不要になると思います。
また明るすぎる部屋も脳を覚醒状態にさせるので間接照明などで少し薄暗くしておくのが良いので、出来れば寝室は間接照明だけにするか調光付の証明にしておくと良いです。
極端な満腹、空腹も当然ながら快適な睡眠の妨げになるので、寝る2時間前は食べるのを避けるようにします。逆に空腹の場合は消化に負担のかからないフルーツや野菜のスープなどを少し食べ、お白湯を飲んでから寝るのが良いです。
いろいろと書きましたが、要はリラックスして睡眠に向かうことが重要です。魔力的観点から見るとこの後の実践編も含めて、「寝落ち」は最も良くありません。
どちらにせよ睡眠の時間をとるのならばその時間にしっかり魔力を回復、増幅できるように計画的に睡眠に入るようにしましょう。