魔力を高める方法のひとつとして合掌があります。
合掌も日本人の生活には当たり前のように組み込まれている動作のひとつです。
言霊の項でも出てきましたが日常的に「いただきます」「ごちそうさま」を言うときにも両手を合わせて合掌しながら言うと良いです。
また神社や仏壇などでも合掌することが自然と身についていると思います。
合掌は実は奥深く、語るべきことがたくさんあります。
そもそも手は体の中でも送信機と受信機の役割を果たしており、魔力を扱う際にも重要な部位のひとつです。
手のひらには神経が集中しており太陽や水、空気中からも魔力を吸収できるようになっています。
またどんな人も手のひらからは魔力が放出されており、「手当て」という言葉があるように痛むところに手を当てるだけで痛みが和らぐことは誰でも知っていることですが、あれは気のせいでもなんでもなく魔力が作用しているからです。
手から出る魔力については訓練で強化することが出来ます。その一番効果的な方法が合掌です。
両の手のひらを合わせることで受信と送信を同時に行い、その精度が上がっていきます。
さらに魔力は循環させることで増幅させることが出来るのですが自分ひとりで循環の形を作れるのが合掌という方法なのです。
さらに神社、仏閣などで合掌することが文化として根付いているため祈りとも結びついており、魔力上昇の儀式化となっています。
日常的には「いただきます」「ごちそうさま」の際に手を合わす他、家に神棚や仏壇がある場合には毎日手を合わせるようにしましょう。
特に神棚については改めて説明するつもりですが魔術師を志すなら必ず設けたほうがよいです。
また誰かにお礼を言うときや電車移動などで手持ち無沙汰の時など出来るだけ機会を作って合掌をするようにすると魔力が高まっていくのでおススメです。